【なかき】 奇跡

はじめまして！なかきです

簡単に自己紹介から、今、京都で建築学生しています。前日、一昨日のばあにぃ、たあすけと同じ学校です。
商業建築、個人的に映画館がすごく好き！いつか自分でデザインしたい！
夢はたくさんありすぎて書ききれない笑

そんな僕ですがよろしくお願いします。。

さて今日はですね！昔、すごく好きな詩?を見つけた時のものをご紹介致します！！

すご〜〜く長いですが、お付き合い下さい＼(^o^)／

『奇跡 』

あなたと僕のおはなし。

そんでもって、
あなたと世界のおはなし。

例えば地球の裏側で。

ブラジル人のロバートさんは、
通勤バスに乗り遅れて
会社に遅刻してしまい、
しかも間の悪いことに
険悪なムードの朝礼の最中に
出社したもんだから
社長のありがたい説教が始まって
業務の開始が１時間遅れました。

ブラジル出張中の中国人劉さんは、
最終日に部屋まで迎えに来るはずの
会社の人間が、
朝礼が長引いたせいで
予定の仕事を時間通りにできなくて、
１時間も遅刻したので
結果、帰国の飛行機に
乗れませんでした。

今日帰国してくる同僚を、
家族と一緒に北京まで
迎えに来ていた張さんは、
同僚がトラブルで
１日遅れる事になったので、
せっかくだから観光のためにと
レンタカーを借りました。

遠距離恋愛中の杉田君は、
彼女に会うために北京に来ましたが、
来てからすぐに取れると
高をくくっていたレンタカーが、
ほんの数分前に
予約一杯になってしまい、
仕方がないから
タクシーを使う事にしました。

北京留学中の佐藤さんは、
日本から
会いに来ている彼氏のために
一生懸命に料理を
作って待ってましたが、
彼氏は
タクシーを捕まえようとして
少し目を離した隙に、
荷物を全部盗まれてしまったので、
今夜は会えなくなりました。

福岡で風俗嬢をしているルミさんは、
北京に留学中の妹から
国際電話がかかってきたので、
その日は休みということもあり、
妹の長い長い彼氏の愚痴に
付き合っていました。

彼女の家にヒモ同然で
住みついている古沢君は、
彼女が長電話を始めたので
いたたまれなくなって、
近所のコンビニに来たところ、
急に腹具合が悪くなって
トイレを利用しました。

広島から福岡に来ていた
長距離トラック運転手の室岡さんは、
ずっと我慢していたトイレに行こうと
コンビニに駆け込んだのに
たまたま使用中で、
仕方なく外に出たら
コンビニの裏手に公園を
運良く見つけたので、
公衆トイレに駆け込みました。

公園のトイレの脇を寝床にしている
ホームレスの藤田さんは、
夜中にやってきた
トイレ利用者の物音に目を覚まし、
その後寝つけなかったので
ふらふら散歩に出かけたところ、
駅裏の地下通路で
若者が薬物売買しているのを目撃、
通報しました。

大阪の広告代理店に
仕事の打ち合わせのため
来ていた田辺さんは、
自分の息子が薬物所持の疑いで
逮捕されたという連絡を受けて、
急遽予定をキャンセル、
朝一番で福岡に帰りました。

広告代理店でデザイナーをしている
誠実で優しい青年は、
苦悩してました。

美大生時代、
筆舌に尽くせぬ恩を受けた恩師が、
東京で長い闘病生活の末に
今夜、峠を迎えたそうなのです。

やっぱり、先週の休みに
会いに行ってくれば良かった。

何で、こんなにも長い間、
連絡一つしなかったんだろう

長い時間デスクの上を
走り回ったせいで、
じっとりと汗をかいている
マウスを握りしめながら、
青年は後悔してました。

チェックしなければならない書類が、
山脈になって立ちはだかっています。

青年は泣きそうになるのを
こらえながら、
必死に仕事をしていました。

『先生、おおきに』

『先生、かんにんな』

そう呟きながら、
滲んでゆくディスプレイの文字に
目を走らせていました。

『俺は行けそうにもありません。
　死に目にも会えん
　恩知らずな馬鹿弟子を、
　どうか許したって下さい…』

疲れた目を揉むようにして
少しうつむいたら、
ポタリとジーンズに水滴が落ちました。

そこに、
今日打ち合わせで
数日間は外せないはずの
上司が会社に帰ってきました。

『お前、何しとんねん。
　まだやってたんかい』

上司は呆れ顔でした。

『なんやよう知らんけど、
　先方の都合で
　打ち合わせ延期になった。

　…大事な先生の最期なんやろ？

　代わってやるさかい、
　早よ行ってきいや』

青年は、
キツネにつままれたような顔をして、
ポツリと呟きました。

『… 奇跡や ……』

東京の片隅のショットバーで、
あなたは沈んでいました。
女性客はあなただけ。

一人で黙々と
心にお酒をそそぐ作業を
繰り返しています。

疲れ、渇き、気だるさ。

惨めさ、悲しみ、憤り。

それとも絶望？

あなたにも理由なんて
分からないのかも知れません。

ただ、ため息の数だけが
カウントを積み上げます。

もう、どうにでもなっちゃえ。

溶けて半分なくなった氷が
カクテルにプカプカ浮かびながら、
ちっともおいしそうに
飲まないあなたを
恨めしそうに見てました。

夜は明けそうにありません。

すると、
となりに一人の青年が座りました。

何となく、
東京の人じゃない気がしました。

少し飲んでいるようです。

最初一瞬、
あれ、外、雨なんて降ってたっけ？
なんて思わせるほど、
潤んだ雰囲気を滲ませた青年でした。

たった今、
大事な人との惜別を
済ましてきたような、

静かで、寂しげで、
少しだけすがすがしい、
そして温かい目をしてました。

よっぽどあなたがヒドい顔を
していたのでしょうか？

彼は、
心配そうに話しかけてきました。

柔らかい、関西弁。

裏腹に、誠実そうな声。

もしかしたら、

彼の言葉が、
あなたの心を軽くするかもしれない。

彼の悲しみが、
あなたを勇気づけるかもしれない。

彼の誠実さは、
あなたを安心させるかもしれない。

彼の存在が、
あなたの運命の人かもしれない。

本来出会うハズのなかった
彼との出会いは、
あなたに起きた奇跡そのもの、
なのかもしれない。

神様は無責任で無関心だから、

奇跡なんか起こさない。

奇跡は、

見知らぬ誰かからの、

見知らぬ誰かに運ばせた、

誰も知らない、あなたへのギフト。

だから、

全ての人に GOOD LUCK と叫ぼう。

(~▽~)♪♪♪

ふー
やっぱりいいですね☆

つながりってホント大切
感謝しっぱなしです！
幸福は自分でつかみ取るものだけど、幸運は人から伝わってくるものだと思います。

人とつながればつながるほど幸運は転がり込んでくるものです。

僕にとっての幸運はSHAPETのみなさんに出会えた事！
この出来事までに色んな人が関わっています。そのすべての人に感謝。

afuでもたくさん幸せ､夢があふれる空間を作りたいですね！

9月18日〜20日大阪アメ村afuで､どんな空間が､どんな出会いが、どんな 奇跡 が起こるのか。
今からとても楽しみです♪
みんなで奇跡を起こしましょう！！！

とまぁすごく長くなりましたが､読んでくれた方ありがとうございます！
たぶんこの記録はだれも抜けないでしょう笑
ほとんどコピペですが…笑

でわでわそれでわみなさんよい週末を。

GOOD LUCK